hive cliに'WARN: The method class org.apache.commons.logging.impl.SLF4JLogFactory#release() was invoked.'とかのWARNが出た時の対応
もはやhive cliは
WARNING: Hive CLI is deprecated and migration to Beeline is recommended.
となっていますが、CDH5系にアップグレードしたところ、hiveを起動すると
WARN: The method class org.apache.commons.logging.impl.SLF4JLogFactory#release() was invoked. WARN: Please see http://www.slf4j.org/codes.html#release for an explanation.
がSTDOUTに出力されるようになったので、それの対応。このメッセージはCDH5.5.2, CHD5.7で確認済み(hive のバージョンは1.1.0)。この記事では5.5.2での対応をつらつらと書いていますが、適宜読み替えてください。
このWARNはどうして出るのか(根本的なところではなく)
このWARNが出力される条件は:
- 何かしらのjarをaddする
- UDFでも、junitでもなんでもOK
- add後、何かしらのhqlを実行する
- show databasesでもなんでもOK
- インタープリタ、ファイル引数実行関係ない
- インタープリタ実行の場合は、exit後に出力される
sparkにバグがあるらしく、それに引きずられるらしい。
で、これは、既知の問題で、
に報告されている。このドキュメントの中では
~> export SPARK_HOME= ~> hive
で、OKになっているが、これは間違い。というのも、hiveの起動スクリプトで、SPARK_HOMEが自動で設定されるようになっているため。
で、SPARK_HOMEを探して、設定するようになった。
さらに、下記のチケットで、classpathにspark-assemblyが追加されるようになってしまった。
これは、CDH5.5.2に取り込まれている。
このバグへの対応(ワークアラウンド)
HIVE-9861はそもそも不要だったようで、下記のチケットで、この(HIVE-9861)対応は削除された。
が、この対応バージョンは、HIVE 2.1.0からで、CDHに取り込まれるのは先になる。
ということで、下記のようにHIVE-9608のpatchを-Rする。この対応により、上記のWARNは出なくなった。
$ pwd /opt/cloudera/parcels/CDH/lib/hive $ patch -p1 -R < HIVE-9861.1-spark.patch patching file bin/hive
$ diff -u bin/hive.org2016-03-07 bin/hive --- bin/hive.org2016-03-07 2016-03-07 14:11:09.035023930 +0900 +++ bin/hive 2016-03-07 14:53:44.747434717 +0900 @@ -108,13 +108,6 @@ CLASSPATH=${CLASSPATH}:$f; done -# add Spark assembly jar to the classpath -if [[ -n "$SPARK_HOME" ]] -then - sparkAssemblyPath=`ls ${SPARK_HOME}/lib/spark-assembly-*.jar` - CLASSPATH="${CLASSPATH}:${sparkAssemblyPath}" -fi - # add the auxillary jars such as serdes if [ -d "${HIVE_AUX_JARS_PATH}" ]; then hive_aux_jars_abspath=`cd ${HIVE_AUX_JARS_PATH} && pwd`
第1回さいたま国際マラソン、40km関門で失格...完走できず(というか、記録なし)
完走できず!
今年から始まった、さいたま国際マラソンに出場しました。残念ながら、40km関門で失格となり、記録なし。 初めて完走できずでした。35kmまでは記録が残っていて、グロスで3:13:42。うーん、4時間制限がなければ完走できたよね―、って感じでした。というか、失格になった後、40kmで失格の人があまりに多すぎ & バスが2台しかない、ので、結局「元気な人は、自分で会場に行って下さい」になり、せっかくなので、コースを走って、記録なし完走しました。片付けをしている中で、ボランティアの方が応援してくださったり、まだ沿道に残っていた人に応援してくださって、つらかったけど、嬉しかったです。
コースについて
初めての大会なので、コースについては未知でしたが、じわじわと脚に効いてくるコースでした。 今回のコースの特徴は、
- 20kmまでのダラダラとしたアップダウン
- 20km - 30kmの極端なまでのフラット
- 30km - ゴールまでのダラダラとしたアップダウン です。
で、「ダラダラとしたアップダウン」がクセモノです。高低差を見ると最大のところで20m程度で、これは1回だけ、しかも跨線橋のところなので、掛川マラソンとか、館山マラソンみたいな、ぐーっとしたアップダウンではないです。でも、この「ダラダラとした」が、効いてくるんですね...これが。でも前半で脚が元気なので、意外とアップダウンを走っている時は、そのことに気が付きません。 で、20kmを超えると、完全にフラットになります。ここで一気に脚に来ます。「よーし、フラットで走りやすいぞ♡」なんて全くです。ぐらっときます。と、ふらふらで帰ってきたあとに録画しておいたさいたま国際マラソンを見ていたら、高橋尚子さんがおっしゃっていました。まさに自分はそうだったのですが。。
で、100%しろーと分析してみると(こういうのって、他のレースのタイムと比較しないとだめですが、それはしません)。 例えば、渋井選手のタイムを見てみます。 フラットになってからの5km(25km~30km)で、ペースが落ちています。
例えば、中里選手のタイムを見てみます 同じくフラットになってからの5km(25km~30km)で、ぐっとペースが落ちています。
このレベルの方々なら、当然そういうのはわかっているとは思うんですが、やっぱりペースは落ちてしまうんですね..。
日本人1位だった、吉田選手は ほぼ、ペースダウンがないですね...。もちろん35kmからのペースダウンはありますが。
ちなみに1位だったバイサ選手は むしろ後半でペースアップ。さすがです。
このフラットなところで、脚に疲れがきたところで、再び細かなアップダウンが始まります。 私は25km程度でふらふらになり、30km以降のコースは、正直なところあんまり憶えていませんが、地味なアップダウンが続いていたのは何となく憶えています。
ということで、このコースでは、前半のアップダウンをいかに温存するか、が大切になりそうです。 いやー、走る前に知りたかった。
1回目だけに
1回目の大会はトラブルが多いものだと思います。個人的に感じたオペミスは
- 給水の方の配置が少ないところがあり、ランナーが給水を取るペース > 給水が置かれるペース となり、「み、水がない..!」があった
- (上にも書きましたが)40km関門で失格になる人の想定が甘く、バスが全然足りない
- なのに、「バスでしか帰れません」と言われ、ボー然と立たされ、あげく「やっぱり元気な人は自分で帰って下さい」と言われる
- ボー然と立たされている間も、検問所に給水はなく、ランナーたちの不満がけっこう溜まっていた
ですね。ボランティアの方々も指示がなくて「どーしよう...」という感じでした。
ただ、さいたまスーパーアリーナのアリーナが集合場所なので、スタート前、ゴールの後の寒さはなく、これはすごく良かったです。 貴重品だけ預けられるのですが、受け取り時にかなり並んでいて、15分〜20分ぐらいかかりました。
右前脛骨筋を肉離れ
今回初めて「肉離れ」というものを体験しました。この1年ぐらい、フォアフットに取り組んでいて、ハーフや30kmランではかなりいい感じで走れていたので、フォアフットで行ったのですが、25kmで、どかんと痛みに襲われました。いつもの痙攣よりもずっと痛くて、思わず歩道に飛び転げました..。「これはまずい..」と思いつつもやっぱりリタイアはしたくなくて(結果的に記録なしですが)、なんとか走りきりましたが、翌日も腫れがひかず、(接骨院レベルの診察ですが)軽い肉離れということでした。村田修一とか野球選手が「あー!」みたいな感じになりますが、なるほど、こういうことか、、と思いました。 さらに、小雨が上がったあと、晴れてきて、蒸し暑くなり、脱水気味にもなりました。35kmぐらいはひどくつらかった。
まとめ
- 脚にくるコースです
- 前半はとにかく太もも・おしりで走りましょう(と高橋尚子さんがおっしゃっていました)
- 40km関門で失格の人、かなり多いので、覚悟しましょう(来年も4時間制限なら)
浮動小数点が久しぶり
いやー恥ずかしい。
codeIQでなんとなしにpythonの初級者問題をやっていたら、
num = 0 cnt = 0 while num < 1: num += 0.1 cnt += 1 print cnt
選択肢の問題だったが、「そら10だっぺ」と解答したらぶぶー。11でした。 あー浮動小数点。
num = 0 cnt = 0 while num < 1: num += 0.1 cnt += 1 print "num = {0:.20f}".format(num) print cnt
num = 0.10000000000000000555 num = 0.20000000000000001110 num = 0.30000000000000004441 num = 0.40000000000000002220 num = 0.50000000000000000000 num = 0.59999999999999997780 num = 0.69999999999999995559 num = 0.79999999999999993339 num = 0.89999999999999991118 num = 0.99999999999999988898 num = 1.09999999999999986677 11
でもこれPythonだけじゃないよ、ってツッコミはやめておく。
package main import "fmt" func main() { num := 0.0 cnt := 0 for num < 1 { num += 0.1 cnt += 1 fmt.Println(num) } fmt.Println(cnt) }
0.1 0.2 0.30000000000000004 0.4 0.5 0.6 0.7 0.7999999999999999 0.8999999999999999 0.9999999999999999 1.0999999999999999 11
第17回長野マラソン完走
2年ぶりの長野マラソンに参加して、無事に完走しました。タイムは3:34:29。うー、サブ3.5ならず。結構準備したんですけどね。凡庸ランナーにはサブ3.5は難しいです。でも自己ベストは更新しました。
2回目の長野マラソン
2年前はひどい雪で、気温0度の中でのフルマラソンでしたが、今回はいい天気でした。といっても途中から雨がパラパラしていたし、風は結構冷たかった。長野を取り囲む山々にはまだ雪がしっかりと残っていて、そこからの冷たい風です。Qちゃんが走る前に言っていたが(大会のゲストです、高橋尚子さん)まさにそうでした。
で、2回目の長野マラソンですが、個人的に感じる長野マラソンの特徴:
- コースは基本的に平坦でとても走りやすいです
- 凡庸ランナーが記録を目指すのにはいい感じの大会です
- 街の人々の声援も本当にすごい
- 特に善光寺の大通りはびっくりするぐらいの人の多さで、ハイタッチもたくさんできます
- 気温がちょうどいい
- 暑すぎず、寒すぎず。太陽はそれなりに暑さを感じるが風が心地いい
- 給水がすごく多い
- 多すぎるぐらいなので、ランナーがばらけていい感じです
という感じです。基本的にいい印象しかありません。
残念なところ
- 長野駅周辺の宿泊施設が少ない
- ゴールのあとのバスが最悪
来年はシャトルバス乗り場を間違えないように。もしくはそこらへんのランナーの方を捕まえて、タクシーに乗りあわせたい。
総合的な感想
長野マラソン最高です。走っていて、本当に楽しい。
長野観光(あっさり)
善光寺が7年に一度の御開帳なので、参拝してきました。すごい人でした。
前立本尊にけっこう感動しました。回向柱にもきちんと触ってきました。
御開帳は5月31日までです。
前立本尊御開帳ももちろんよかったのですが、個人的には史料館もよかった。こちらに来る人はほとんどいないので、空いてます。この史料館の中で「如来影向し給うこと」の絵がたくさんあって、これが一際おもしろかった。写真が撮れない(はず)なので、伝えられないが、この絵は、困ったときに如来様が目の前にびーんと現れて(これが影向:ようごう)救済される、というもの。この「びーん」という感じがひしひしと伝わってきて、妙に心打たれるものがあった。ここに少しあります。みんな江戸時代に書かれたようで、江戸時代に流行っていたのかもしれん。歴史は全然知りません。
ということで、善光寺に行ったら、ぜひ史料館も訪れて下さい。空いています。
さて、フルマラソンのタイムはどうだったのか
ここからは個人メモです。
2015さいたまシティマラソンと第24回上里町乾武(けんむ)マラソン完走
2月と3月で続けて、ハーフマラソンの大会に出てきました。4月のフルマラソンの調整レースという感じです(大会の感覚に慣れておく)。
このブログ、完全にマラソンネタになってますね。
さいたまシティマラソン
www.saitama-city-marathon.jp
うちの近所の大会で、スタート会場まで歩いて(というか走って)いけるということが(自分にとって)最大の魅力の大会。ハーフにしても何にしても、会場まで行くのってけっこう面倒なんですよね。当然お金もかかりますし。
で、この大会...微妙でした。実に。うちの近所じゃなかったら、もう出ないかなー、というところ。
なんでか。
ちょっとね..
よいところ
- スタート会場がスーパーアリーナなので、あんまり寒くない
- 屋根付きのところで着替えられるのはいいです
- 記録証もアリーナ内でもらえます
- でも荷物をどこに置いたのかわからなくなって、30分ぐらいアリーナ内をうろうろ...
いろいろ書いてますが、やっぱり近いのはいいです。
来年も東京マラソンが外れたら出ようと思います。
来年タイムはこんな感じでした。前半が遅かったし、最後の1kmはバテました。
- スタート~6km 31:24
- 5km見逃してました..
- 6km ~ 10km 18:40
- 10km ~ 15km 21:44
- 15km ~ 20km 21:29
- 20km ~ 21km 4:28
第24回上里町乾武マラソン
とても小さい大会です。ちゃんとしたホームページはありません。runnet.jp
参加人数は、ハーフ858人なので、さいたまシティマラソンの10分の1以下です。
え、上里町ってどこですか?って。埼玉県です。ぎりぎり埼玉。高崎線の神保原(じんぼはら)という駅が最寄りです。3つ先が高崎駅なので、群馬かと思いますが、埼玉です。
で、こちらの大会ですが、
- 参加人数が少ないのでいい
- コースがちょっと狭い
- 川沿いの土手が全体の7割ぐらいだが、狭い
-
- 狭いけど、参加人数が少ないので、圧迫感はない
- 給水所は5km毎にある
- 参加人数が少ない
- ゴールが小学校(神保原小学校)なので、ゴール後に水道で顔を洗ったり髪の毛を洗ったりして、部活ノスタルジックを楽しめる
- 気持ちよかった
⇒ 良い大会。町の人達も神保原駅を降りたところから迎えてくれています。これは初めてかも。
ということで、この大会、お薦めです。
高崎線は、上野東京ライン開通により神奈川からも乗り換えなしで行けます。グリーン車も休日はスカスカなので、おすすめです。
神保原駅を降りてからスタート会場までコンビニがありませんので、ご注意ください。
帰りは妻と一緒に高崎駅にいって、ガトーフェスタハラダに行きました。駅の中の売店ですが。
これが欲しかった。shop.gateaufesta-harada.com
1枚300円以上!する強敵ですが、これは本当においしい。4月いっぱいまでの販売なので、ぜひ食べてみてください。通販でも送料500円なので、高崎駅までの電車代より安い。まぁ東京にもありますが...東京は行列がすごいので、通販で買うのがいいと思います。
閑話休題。
タイムですが、
- 0km〜5km 21:49
- 5km ~ 10km 22:13
- 10km ~ 15km 22:43
- 15km ~ ゴール 28:20
スタートで前に並びすぎて、ビルドアップで走ろう思っていたのに、飛ばしてしまいました。
最後が一番遅いというが....。
あと、自分は普段の練習では、お菓子だけ食べて、起床後30分~1時間後に走っているんですが、大会の時はきちんとご飯を食べて走っています。で、いつも走っていると気持ち悪くなると思っているところで、今回はひどかった。なんとか給水所の水で戻しましたが、危なかった。普段ご飯食べて走らないんだから、今度からはきちんとご飯を食べずに走りたいと思います。
第2回調布ロードレース感想
12月14日に第2回調布ロードレースに参加して、無事に完走しました。タイムは1時36分07秒。まずまずなタイムでした。
1月の館山フルマラソンに備えて、いい練習になりました。
で、調布ロードレースの感想。
第2回という新しい大会なのか、(全く調べてないのでわからないですが、)ホームページには「第27回調布多摩川ロードレース」とあって、けっこう歴史があるのかよくわからない大会です。
コースは5kmちょっとを4周するもの。走る前は、「え、飽きそう..」と思ってあんまりやる気が出ませんでしたが、走ってみると、ほぼ5kmごとなので、タイム練習になるんですね(まぁ当たり前なんですが)。5kmのタイムは、それぞれ25分29秒,23分52秒,23分34秒,23分11秒。この2ヶ月は200km前後走っていたので、それなりに練習の効果が見えたかな、というところ。次は1時間30分の前半を軽く出したい。
で、コースとか大会全体について。
コースについて
上にも書いたけれど、5kmちょっとのコースを4周。基本的には味の素スタジアムのまわりと調布飛行場のまわりを走る。給水所は2箇所で、多分2.5kmぐらいに1つ。理想的。
周回コースのよさは、給水所のポイントが抑えられることで、1回スキップしても、次はあそこにある、というのが明確。初めてのフルマラソンだとそうはいかなくて、けっこうつらいときがある。
周回コースだと、遅い人も早い人も同じコースを走るので、けっこう邪魔そうだな..と思っていたが、
- 参加人数がそんなに多くないこと(1000人)
- 比較的コース幅が広いこと
から、1周目以外は全然気にならない。1周目というのはスタート直後のことで、これはどの大会でも同じ。
ということで、周回コース結構よかった。まぁ走っていて飽きるというのはあるので、4周がちょうどいい。
ちなみに調布飛行場というのを初めて知ったのだけど、走っている1時間30分の間にセスナの離着陸が少なくとも3回はあって、心のなかでこっそりセスナと競争したりしていた。勝てなかった。
大会全体について
この大会、荷物預かりがない(貴重品さえもない)。荷物預かりがない大会は、この大会ぐらいしかしらないけれど、意外と気にならなかった。荷物置場もないじゃん!と思いきや、会場の味の素スタジアムのベンチが開放されていて、そこにみんな荷物をおいて、着替えたりしていた。アップもスタジアムでやる感じ。
荷物の管理についてだけど、私はワイヤーロックを持っていて、かばんをベンチにくくりつけていた。これなら大丈夫。でもみなさん特に気にせずに、ベンチにまとめておいている感じだった。更衣室もあって、スタジアムのベンチからフィールドに降りて入るようでした。使っていないので詳細は不明。
参加品については
- Tシャツ
- 美容品([化粧下地(日中用美白美容液)]アミノホワイティブエッセンス デイ|Jino:味の素(株)の通販化粧品)
- クックドゥ(味の素だけに)
- 東京オリンピックのペン
と、3000円の割に盛りだくさんなので、お得。
ということで、来月の館山フルマラソンが楽しみ!
第9回掛川新茶マラソン完走
今週のお題「春の嵐」。自分にとっては、フルマラソン参加は嵐なんで、強引に「春の嵐」に託つける笑
ということで、2014年4月13日に行われた掛川・新茶マラソンに参加しました。結果は惨敗。まさかの4時間オーバーですごくショック。
この大会に向けて、ハーフに2つ出たし、2時間半走も何回もやってきたのに(3時間をやらなかったのがダメだったのかな)。
掛川新茶マラソンは、陸連公認コースではない。というのも、コースの高低差が大きすぎるのだ。
なので、記録は期待しないで、3時間40分〜50分ぐらいで走れればいいなぁ、と思っていた。今回のマラソンで心がけていたのは、
1.前半はペースを抑えること。特に前半5kmはアップのつもりで走る
2.暑いので、給水所での水分補給はしっかりと行うこと
3.塩分が抜けるので、果物も少しは取ること
の3つであった(レースを楽しむこと、は大前提)。
1は特に注意していた。いつも前半のオーバーペースで後半に脚が動かなくなる(と思い込んでいる)からだ。脱水も怖いので、2と3にも気をつける。3は微妙な心がけだけど、掛川新茶マラソンの目玉はフルーツエイドなので、食べないわけにはいかない。
スタートして、4kmまでは22分ぐらいで走る。1kmあたり5分30秒ペース。脚が動くようになってきたところで、1kmあたり5分ペースに上げる。25kmまでは、順調だった。実に順調だった。1kmごとにタイムを確認するときには、*2分台か*7分台の時間しか見えなかった。最初の2分遅れをずっと維持できていたのだ。このまま35kmぐらいまでは5分前半ペースを維持し、35kmからは5分30秒ぐらいになるはずだった。
が…30km手前の坂を登ったあたりから脚がおかしくなる。というか、その前から、若干ペースの維持がきつくなってはいた。なってはいたが、この坂あたりから一気に脚がおかしくなってしまったと思う。掛川新茶マラソンの特徴ともいえるが、30kmすぎからアップダウンが始まる。これは想像していた以上にきつかった。脚がガタガタな上に、アップ・ダウン、アップ、ダウン、アップ・ダウンを繰り替えされるのだ。なんだかイライラしてくる。くそ、茶畑しかないくせに!笑(茶畑の風景はきれいでした)
途中から4時間切りを目標に切り替えたが、とにかく脚が動かない。給水してはトボトボ歩いて、走って、歩いて、を繰り返す。タイムはもう期待できないので、フルーツエイドのメロンを10個ぐらい食べたし、キュウイも食べまくった。とてつもなくうまかった。
35kmぐらいで、「ここまで辛いのは初めてだぞ?なんかおかしいぞ?」と思い始める。それでも棄権だけはしたくなかったので、アップ・ダウン、アップ・ダウンを、トボトボトボトボ走ったり歩いたりして、なんとか前に進む。
そしてつま恋に入って、よし、もうすぐゴールだ!と思ったら、つま恋の中の坂が、実は一番つらくて、ここでも歩いてしまった。これは屈辱。「ちくしょう、何なんだこのコースは!」と思うが、イライラの気力もない。ちくしょうちくしょう…と思っていたら、「応援キッズ」という子供たちと一緒にゴールできるのが目に入って、「つらいひとは子供たちと一緒に走りましょう!」と言われたので、「はい!」と手を挙げて、ゴールまでの500mを子どもたち(男の子2人)と走る。
1人の子はずっと励ましてくれて、おじさんは泣きそうになった。ありがとう。もう一人の子は走りながら、「おれ、トイレ行きたい…」と言い始める。心の中で「おっさんのせいでトイレ行けなくてごめんな、この子が早くトイレに行けるように走るぞ!」と、最後の力を振り絞る。ゴールが見えてからは、2人と手をつなぎながら走って、ゴール。子どもたちに「ありがとう」といって、お別れ。本当にありがとう。それにしてもひどいタイム。
ゴールしたら、再びフルーツエイドが待ってて、いちごを20個ぐらい食べた。うまいうまい。
荷物を受け取って、さて、着替えて帰るか、あぁー疲れた…と思ったら、体調がおかしい。頭痛、吐気、寒気。なんぞこれは!あまりに気持ち悪くて嘔吐…。せっかくのいちごが!どうやら脱水症状だったらしい。水を飲みたいが、飲むと気持ち悪くなって、飲めない。
帰りの新幹線は指定席で時間が決まっているし、なんとか帰らなければと思って、歩き始めるが、30m歩くとふらふらになってしまう。つらい。いろいろなところで休んでは、乗車時間2分前になんとかホームについて、無事に乗車。新幹線でもつらくてつらくて、トイレにこもっていた。N700Aの車両で新しくてよかった。東京について、奥さんにわざわざ迎えに来てもらう。経口補水液OS-1を買ってきてもらって、それを飲んで少し休んだらぐっとよくなった。OS-1を知っていてよかった。あんなに効くとは思わなかった。
というわけで、惨敗のレースで、つらかったけど、走った事自体はやっぱり楽しかったです。でも脱水はつらくて、レース中につらかったのも、おそらく脱水のせい。もちろん練習不足もあるけど。
掛川新茶マラソンについて、、気温が高い時期でのフルマラソンなので、もう少し給水所を増やしたほうがいいと思う。4〜5kmおきぐらいしかなくて、ペースが快調のときはよいけれど、脱水ぎみになってから、この間隔はつらい。もちろん小銭を持って、自分でどこかで買えばいいんだけど、フルマラソンでそれはしたくない。
会場は広いので、スタート前にごみごみすることはなく、アップもやりやすい。トイレはそれほど並ばないと聞いていたけれど、けっこう並んでいた。ただ、スタート直後にトイレがあるので、自分はスタート前のトイレは諦めて、スタート直後にトイレにいった。荷物については、荷札がゼッケンとともに送られてくるので、並ばずに渡すことができた。
参加賞はタオル(今治タオル)と緑茶。自分は前日にお土産として緑茶を買ってたので、掛川の緑茶が2つになってしまった。緑茶は好きなので、全然よいけれど。
さてさて、次はどのフルマラソンに出ようかな…とりあえず陸連公認大会に出たいと思います。