さかもとのブログ

つらつらと

東京マラソン2018完走、サブ3.5達成 #1 当選 ~ スタート前

TL;DR

東京マラソン2018に当選して、無事に完走できた。へっぽこランナーには念願のサブ3.5も達成できた。 20kmぐらいまで混雑していて、走りにくかったが、フラットなコースに助けられて、後半にペースアップできた。 f:id:rsakamot:20180311151320p:plain

メモを兼ねて東京マラソンについて

東京マラソンの感想も書くが、そこまでの道のりもつらつらと書くので少し長くなります。ので、スタートまで、とスタートしてから、を分けました。

ランニングのネタは2015年のさいたま国際マラソン以来で、それ以降もちょいちょい大会には出ていたが、結果もぱっとしなかったし、特に書くこともなかったので、書いていなかった。 rskmt.hateblo.jp

東京マラソン当選

話はここからスタートするわけで、9月25日に"当選"のメールがきた。びびった。子供が1歳になって、よく動くようになって、今年はフルマラソンへの参加はやめようと思っている(東京マラソン以外)と、妻に話していた矢先の当選だった。 2009年に走りはじめてから、毎年応募だけはしていて、9年目にしてついに当選した。倍率は約10倍(実際にはブロックごとなので、もっと高い)なので、相応の確率で当選したことになる。

困ったのは、"東京マラソン以外"と言っていたが、東京マラソンは当たらないと思っていたので、あまり準備をしていなかったことだ。9月の走行距離は54.9kmしか走っていない。1日の最長でも15kmランしかしていない。ということで、10月から久しぶりにフルマラソンモードの練習を始める。

フルマラソンに向けて

走行距離

10月からフルマラソンモードに入るぞ!と意気込み、10月の走行距離は136.73km。11月から200kmぐらい走ろうと思ったら、ひどい咳の風邪が2週間ぐらい長引いて、11月はほとんど走れず45.15km。この記事を書きながら知ったが、9月より少なかった。 11月末には無事に風邪は直って、12月は217km, 1月は252kmと、距離を伸ばせた。帰宅ランを始めたのは12月からで、目が悪いので、夜にあまり走りたくないが、そんなことも言ってられないので、会社から自宅まで週に2回ほど走るようにした。本当はほぼ毎日帰宅ランしたいのだが、アラート対応でPCを持ち帰らないと行けなくて、我慢している。PC持って走れないこともないんだけど。

1月に出たハイテクハーフでは、途中向かい風による腹痛に襲われたが、96分30秒で走れた。その次の週から、2月2週目(本番2週間前)まで4週連続でロングラン走(25km以上)を無事にこなすことができた。ロングランも、ビルドアップで、後半のペースは4分40-50秒ぐらいのペースで走れていて、"お、これならサブ3.5も行けそうかもしれない"と自分自身の走りが楽しみになった。

ちなみに帰宅ランに使用しているリュックは、tatra20。あまり重さも感じずいい感じ。

item.rakuten.co.jp

フォーム

12月末にナイキズームフライを買った。1万6千円。たかい。これはフォアフット強制シューズとも言えるが、これで10km走ったら、想像以上に楽に走れた。さらにその頃に下記の2つの本を読んだこともあって、これはもうフォアフットで走らないとだめだね、とへっぽこながら思って、フォームをフォアフットに変えた。

ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!

ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!

これが成功だったのか、1月のロングランでも膝は全然痛くならないし、身体全体の疲れが前より軽くなった。フォアフットにした直後はふくらはぎが筋肉痛になったが、すこしずつフォームを直して、あまり筋肉痛にもならないフォームに落ち着いた。

ランニングシューズ

何を履いて出ようかな、と思っていて、下記の記事を読んで興味を持って、ストリーク6にした。一応ストリーク6はサブ3シューズだけど、LT4のようなペラペラではなく、かなりいい感じだったので、これで出ることにした。といっても、今のモデルはちょっともったいないので、マイナーチェンジ前のモデルにした。

sub34go.com (※このブログ、ランニングブログとしておすすめです)

補給食の準備

重いのが嫌で、今までのフルマラソンではアミノバイタルプロを途中の給水で飲む程度で、エネルギー補給はしなかったが、上記ブルーバックスの本を読んで、30kmランで途中のエネルギー補給を試してみて、明らかに何も取らないより楽だったので、今回は走りながらいろいろ食べることにした。今回持って行ったのは、 - アミノバイタルパーフェクトエネルギー * 1 - アミノバイタルアミノショット * 2 - スポーツようかん あずき * 1、カカオ * 1 でこれを楽に持つために、ランパンも新調した。ポケットだと重いが、ポーチとかは嫌だから。腰のポケットに入れると、通常のポケットより確かに重さを感じない。

www.asics.com

コース下見

下記のYouTuneを1日に1回ぐらい見ていた。おかげで?走りながら、動画のあのへんかーというイメージは結構できた。

www.youtube.com

今のオフィスは増上寺のすぐ近くなので、帰宅ラン(オフィスから自宅)ついでに日比谷通りは試走したが、動画のほうがいいかな、と思った。

東京マラソンEXPO

エントリーをしに、東京ビッグサイトへ。免許証を出したり、セキュリティバンドをつけたり、顔写真を撮ったりした。こんなに手続きの多い大会は初めてで、たぶん時間がかかるだろうと思い、初日の夕方に行った。そんなに人はいなくて、時間もそれほどかからなかった。 木曜日〜土曜日でやっているが、土曜日はすごく混みそうである。前日に立ちっぱなしで、脚が疲れるのは避けたいので、木、金に行くのがいいと思う。ちなみにレース終了後までつけっぱなしになるセキュリティバンドは、人によって違うと思うが、自分はそれほど気にならなかった。うちの2歳児が時々引っ張ってきて、切れないか、とハラハラはしたが。

全然知らなかったが、EXPOでは、asicsがかなり巨大なブースを用意していて、そこで東京マラソンのTシャツとかを売っていた。ただし、このブースは各種手続きが終わって、オフィシャルストア(公式グッズを売っているところ)を過ぎて、スポンサーブースを通った後にあるので、オフィシャルストア等でお金を使い過ぎないように気をつける。asicsのブースでは、カードで払えて、自分はTシャツを買った。ナンバーカード留とポンチョがセットになったのが1000円で売っていたが、どっちも持っているし、ポンチョなんて百均でいいかな、と思って、やめた。

ちなみにTシャツはasicsのwebサイトでも買えるので、着て走りたい!とかでなければ、急いで買う必要はないです。自分は後から知りましたが...。

レース当日の朝

前日はカーボローディング、ということで、ラーメンとご飯をもりもり食べた。当日に何を食べようか悩んでいたが、セブン-イレブンハンバーガーにした。当日の朝は食欲がないことが多くて(緊張してw)、このハンバーガーは、けっこう好きで、ぺろっと食べれた。コーヒーを飲むとトイレが近くなるので、今日だけは、ということで我慢した。 7時前に新宿について、西口から出て、都庁方面へ。ランナーらしき人がうろうろしていて、看板を持っているひともいるので、特に迷うことなく、指定されたゲートへ向かう。東京マラソンでは、入るゲートや荷物トラックなどが細かくしていされていて、エントリー手続きの際に渡されるマップで事前に確認しておくと、当日の朝にそわそわしなくて済む。

会場についてからスタートまで

ゲートで荷物検査とセキュリティバンドのチェックが済んだら、エリア内に入れる。エリア内には飲み物が持ち込めないので注意。といっても自分もそれを忘れていて、途中でミネラルウォーターを買っていってしまって、捨てるはめになった。スペシャルドリンク的なものは持ち込めないので注意。 更衣室を探すのも面倒だったので、そこらへんで着替えて(といってもほどんど着ていったが)、荷物を預けてスタートブロックに向かう。途中でトイレに寄ったが、男子専用トイレ(小)はそれほど混んでおらず、すんなりと済んだ。スタートブロックは少し遠いが、案内のボランティアの人が結構いるので、その方々に聞きながら向かった。 東京マラソンはお金持ちな大会で、スタートエリア内の給水所で、ポカリスエットのゼリーを配っていたり、BCAAの粒状スティックを配布していた。

寒い

この日は走るには絶好のコンディション(曇り、8度ぐらい)だったが、薄着でいるのは寒い。更にスタートブロックが混むのはわかっていたので、早めに向かったが、そうすると当然スタートブロックで待ちぼうけ時間が長くなり、とても寒かった。一応アルミシートポンチョとホッカイロを身に着けていったが、もちろんそれだけでは寒かった。 で、このスタートブロックであることに気がついた。東京マラソンでは不要な服の回収、というのをやっていて、その意味に。スタートブロックでみんな古いフリースなど着ていて、それ捨てられてしまうのに、、と思っていたが、なんとスタートブロックにも不要な服の回収ボックスがあった。つまりスタートブロックで要らない服で全身をまとっておいて、スタート直前にそのボックスに入れていけばいいのだ。そのことを知っているっぽい人はそれをやっていたし、東京マラソンで、不要な服の回収を始めたのはそういう背景があったのだと思う。 ということで、来年以降参加できるとしたら、不要な上着を持って行って、スタートブロックではそれを着て、スタートライン直前の回収ボックスに入れるようにしたい。

ということで、#2に続く...。