さかもとのブログ

つらつらと

4月21日長野マラソン完走

4月21日に行われた長野マラソンに参加し、無事に完走しました。4月なのに雪が降り、気温は0度近いなかでのフルマラソンは過酷だったけれど、やっぱり楽しかったです。つらいけど、楽しい。それが走る意味だということを改めて実感した大会でした。

2013長野マラソン 雪の当日スタート前 Nagano Marathon Before the Start ...
タイムは3時間45分。目標としていた4時間を切ることができて、素直に嬉しいです。

スタート前、雪の中でアップをどうしようかな...と思っていたけれど、結局体操のみ。スタート前から外に出て濡れて身体を冷やしたくない。
スタート地点では、かっぱを着て待機。20分ぐらい。雪で身体が冷えないようにします。さ、寒い...。でもスタートすると一気に身体は熱くなる。3kmぐらいまではアップを兼ねてゆっくりと走っていたけれど、かっぱの中が蒸れてくる。いつ脱ごうかなぁ~と思っていたけれど、5kmぐらいでかっぱを係の人に渡して、雪の中をランニング用の薄着で走りました。
で、25kmまでは、すごく楽しく走れて、「このまま3時間30分ぐらいで走れるんじゃない?」なんて思っていました。雪のおかげで道路には水たまりがそこかしこにでき、ランニングシューズがびしょびしょになる中でも。
しかし...27kmあたりでぐぐっと脚が重くなり、30㎞すぎで一気にペースダウン。もう脚が動かないっす。「つ ら い き つ い」以外考えられなくなる。途中で雪は止んだものの、30㎞〜34kmぐらい?の川の土手沿いコースが、気温0度で風速10mの中では本当につらくてきつかった(元気な状態だって、きっとつらい)。身体がどんどん冷えていって、ついに脚が痙攣。左脚太腿内側の膝の近く。「うわ〜勝田マラソンのときみたいにいろんなところが攣っちゃうのかなぁ」と不安になるも、今回はハレーションは起きず、「このつらさは一体何なの?なんでこんな中走っているの?馬鹿なの?」と思いながら、とぼとぼ走り、ゴールを目指しました。
40kmぐらいの給水所で、同じく辛そうにしている人と「つらいっすねぇ〜寒いっすねぇ〜」なんて話をしながら、ゆっくりとストレッチをしたら、あら...不思議...一気に回復。残り2kmは順調に走れて、会場に入ってからは、にこにこしながら全力ダッシュ。そして両手を曇り空に突き上げてゴール!うれしかった。少し涙が出ました。ぽろり。
ゴールしてからは、それほど脚の張りもなく、ゆっくりストレッチをして着替え。気温0度の中、ランニング用の薄着でいるのは、すごく寒い。ぶるぶる震えながら着替えました。ゴール会場からは大会で用意してくれたバスで長野駅へ向かい、ラーメンを食べて身体を温めて、新幹線に乗って帰りました。

今年の長野マラソンは雪だったけれど、いつもはもっと暖かいようです(4月だもん、当たり前か)。でも雪の中の沿道の方々の声援は本当に暖かかった(長野マラソンは沿道の方の声援が暖かいことで有名です)。つらいけどがんばろう、みたいな。こどもが応援してくれているのは特に嬉しかった。

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来年も出たいと思います。今度は春の気持ちいい天気の中で、気持ちよく走りたいです。