さかもとのブログ

つらつらと

スラムダンク

スラムダンク『あれから10日後-』完全版

スラムダンク『あれから10日後-』完全版


今日受け取ったので,先ほど読んだ.
値段がやけに高いなーと思っていたら,かなりのサイズの本だった.カレンダーぐらいのサイズ.
サイズなんて見ないで,「スラムダンク」だから買った.

内容は,タイトル通り,あれから10日後と行った感じ.僕も部活をしていたので,部活引退後のことをちょっと思い出したりもした.

これを読んで一番感じたのは,時間の経過.気づけば自分の年齢は,桜木,流川,ゴリ,ミッチー,リョータ,小暮よりも年上になっていた.いままではかっこいいお兄さんたちだったのに,かっこいい若者たちになってしまった.この感覚にいたる現在までに自分は何をしてきただろう..

僕は86年生まれで,スラムダンクがジャンプでやっていたのは,小学生のころ.終わってからも何度も読み返して,中学・高校と,時間は過ぎて行った.東京に来るときに実家に置いてきてしまい,大学に入ってからは読んでいない.この読まない間にちょうど彼らの年齢を越えてまったため,余計に年齢の差を感じてしまう.

よく聞くスラムダンクからの言葉の引用の言葉は「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という安西先生の言葉.これも確かにいい言葉だが,スラムダンクから,今一番感じるのは「生」である.彼らは常に真剣に生きている.バスケがうまくなりたいうまくなりたいうまくなりたい...僕らは観客となって,彼らの生命を感じ,またそれを通して自分の生命を感じる.

芸術にはいろいろあるが,僕は漫画も入れていいと思う.芸術の定義が出せないので,なんで?と言われても,分からないが,少なくともスラムダンクは芸術だ.生命を感じるもの,それが芸術なのかもしれない.

まぁ,そんなのは他の人々にとってはどうでもいいので,あまり気にせずに.
とにかくスラムダンクが好きな人は,この本はぜひ見てください.